PLAN & IDEA
■1階と2階を吹き抜けで結ぶことで、家族のつながりを実感できる暮らしを創出
■旧宅の飾り欄間や床柱、中抜き襖の組子障子などを再利用して家族の記憶を継承
■変形や割れ、腐敗のリスクを限りなく低減した乾燥無垢材の使用で高い耐久性を確保
■基礎断熱や外張り断熱、トリプルガラスの採用で季節を問わず快適な住環境を実現
延床面積:193.90㎡(58.66坪)
1階:142.84㎡(43.21坪)
2階:51.06㎡(15.45坪)
構造・規模:木造2階建
工期:6ヶ月
工法:木造在来工法
設計・施工:大工手塚建築
大工とは誰よりも木を熟知し、誰よりも木を愛し、その良さを引き出す技術に長けた家づくりには欠かせない花形の職人です。私は、祖父の代から続く家業を継ぐにあたり、初めに歴史ある木造建築物から建築を学ぼうと宮大工の道に進みました。寺社仏閣には、奈良の法隆寺に代表されるように長い年月現存する建物が数多くあり、一般住宅の長命化にも通ずるものがあります。この修業時代の知識や技術は、今の家づくりにも活かされており、ビジネスパートナーとなった夢ハウスが誇る乾燥無垢材をふんだんに使用する上でも役立っています。