近年人気が集まっているリビング階段をご存知でしょうか。リビング階段とは、「リビング内に設置された階段」のことです。リビング階段にはさまざまなメリットがありますが、部屋のアクセントとしてオブジェのように楽しめるのも魅力の1つです。

そこで今回は、さまざまなデザインのリビング階段をご紹介します。単に上り下りするためのものとしてではなく、部屋のデザインの一部として愛着を持てるようなリビング階段の参考にしてください。

 

1.木の温もりにあふれたリビング階段

木材をたっぷりと使用し、木の温もりにあふれたリビング階段です。しっかりとした作りで存在感がありながら、床や周りの調度品と素材や色味が統一されているため圧迫感がありません。通常、壁際に作られることが多いリビング階段ですが、こちらは窓際に作られています。そのため、窓から入る自然光に照らされて木の温かみが一層引き立ちます。光を遮らない細い作りのアイアンの手すりも、優しいグレーの色味で周りと調和しています。

 

2.インダストリアルでかっこいいリビング階段

木製の踏み板にアイアン素材を組み合わせたインダストリアルなリビング階段です。白い壁や木材の床がメインのナチュラルな空間にキリッとした黒が映えますね。黒は圧迫感が出やすい色ですが、こちらの手すりも細い作りにすることでちょうどいいバランスを保っています。

細い手すりは隙間が大きくなるため小さなお子さんやペットのいるご家庭は躊躇されるかもしれません。しかし、隙間を覆うようにネットを使えば圧迫感を出すことなく転落防止もできます。こちらのようなインダストリアルなリビング階段であれば転落防止用のネットもデザインの一部のように楽しめます。

3.シンプルでナチュラルなリビング階段

周りの空間によく馴染むシンプルなリビング階段です。先程のリビング階段と同様、木製の踏み板にアイアン素材を組み合わせていますが、アイアン部分が白くナチュラルで優しい印象ですね。手すりに加えて桁も細いつくりのため、より繊細で華奢なデザインになっています。スケルトンデザインでモダンでありながら主張が強くないため、飽きにくく長く愛着を持てそうです。

 

ひとくちにリビング階段と言っても、手すりや桁のつくり、色や素材の組み合わせなどでさまざまなデザインを楽しめます。家全体をつないでくれる大切な役割を担うリビング階段は、家のシンボルのような存在。リビング階段のデザインにもこだわって家づくりを楽しんでくださいね。