こんにちは。
今回はフローリングの話をひとつ!

フローリング材は、大きく分けて
・合板フロア
・無垢フロア
の二種類があります。


写真の通り、断面にも違いがはっきり見られますね。
合板フロアは、何層にも合板を重ねて
表面に木目のシートや突板(無垢材を薄くスライスしたもの)を貼ったもの。
一方、無垢フロアは一枚板で出来ていることが分かります。

それぞれのメリット、デメリットとしては
≪合板フロア≫
メリット
・色や模様のバリエーションが豊富
・経年変化が少ない
・温度や湿度の変化、水に強い
・多機能(傷が付きにくい汚れにくいなど)な商品が多い
デメリット
・寿命としては無垢フロアより短い
・冬場はひんやり感じるかも
・足ざわりが硬いものもある
・やっぱり、肌触りは無垢フロアのように暖かみがない

≪無垢フロア≫
メリット
・冬場でもひんやりしない
・木材本来の美しさ、暖かみがある
・経年の変化を楽しめる
・肌触りがよく、足への負担も少ない
デメリット
・手入れが必要
・膨張と伸縮を繰り返す(隙間にゴミが入りやすい)
・水に弱い
・傷が付きやすい

特徴がまるで正反対ですね!

水回りには水に強く掃除のしやすい合板、
くつろぐLDKには優しい感触の無垢・・
など箇所で使い分けてもいいですね。

どっちの方がいいとか、どっちをおすすめしますとかではなく、
住む人の習慣に合わせることが大切です。